チャンピックスは経過した日数によって飲み方が異なる

チャンピックスの初日から3日目までの飲み方は1日1錠

チャンピックスは、服用を開始してからの日数によって飲み方が変わります。

チャンピックスは飲み始めから3日までは0.5mg錠を1日に1回、1錠ずつ服用していきます。飲むタイミングは「食事を済ませてから30分以内」という点さえ守っていれば、朝でも日中でも夕方でも構いません。飲む時間を確保しやすい朝食の後がベストでしょう。服用を習慣づけるため,朝食後に飲み始めた場合は翌日以降も朝食を終えた後に服用しましょう。服用するタイミングはできるだけ一定に保つと飲み忘れを防ぎます。

また、他の禁煙補助薬は、使い始める瞬間から禁煙を開始しなければなりません。しかし、チャンピックスの場合は、一定期間の間は喫煙しても構いません。タバコで気持ちよさを感じられなくなった段階で禁煙を始めて良いのです。他の禁煙補助薬と比べても縛りがきつくありません。タバコをやめなければならないことには変わりませんが、心に余裕をもって禁煙治療に臨めます。

チャンピックスの4日目以降は1日2錠飲む

チャンピックスの服用を始めて4日目に入ったら、飲み方を変えます。0.5mg錠を1個ずつ飲むという点は3日目までと変わりませんが、回数とタイミングが変わるのです。1日2回・朝食後と夕食後に服用することになります。この飲み方を7日目まで続きます。8日目からは、1.0mg錠1個を朝食後と夕食後の2回服用するという飲み方に変わるのです。チャンピックスのシートには飲む順番がプリントされているので、それにしたがえば問題なく飲み続けていけるでしょう。

もし飲み忘れてしまったら、基本的には気がついた段階で1回分を服用しましょう。次の服用のタイミングが近い場合はその時に1回分を飲むようにします。飲み忘れた分とあわせて2回分服用しても副作用のリスクが増大するので絶対にやめましょう。

4日目から7日目までの間も3日目までと同様に、タバコを吸いたい欲求が出たら吸っても問題ありません。しかし、8日目からは確実に禁煙を始めなければなりません。服用をはじめてからの7日間に喫煙をしながら錠剤を飲んでいたとしてもきちんと効果が発揮されます。最初は喫煙しながら禁煙できるという点で、チャンピックスは従来の禁煙補助薬と異なります。

チャンピックスの服用期間は原則12週間

チャンピックスの服用期間は、原則12週間(3ヶ月)です。一般的な禁煙治療を行う期間と一緒であり、健康保険も禁煙治療開始から12週目までです。

12週の服用期間内には診察を5回受けなければなりません。5回すべて診察を受けた患者の2人に1人が、長期の禁煙に成功しています。治療をはじめてから9ヶ月経った段階でも禁煙効果を継続させているのです。

一方、服用期間が12週を経過しても効き目が十分あらわれなかった場合でも、治療は継続できます。ただし、自由診療という形になり、自費で治療を行うことになるのです。最長の期間は24週間といわれています。13週目以降の飲み方は、治療開始8日目からのものと一緒です。

ただし、24週経過してもタバコをやめられなかった場合は、チャンピックスが合ってない可能性があります。チャンピックスの服用を続けても効果がほとんど無く、頭痛や吐き気などといった副作用が生じるリスクのみが残るのです。

24週以降は、医師から他の禁煙治療をすすめられる可能性があります。自由診療になると薬代だけでもかなりの出費になるからです。チャンピックスを使う場合は、最初の12週が勝負となります。